私が機能性ディスペプシアを治すために行った治療法(生活習慣改善)完治まで3ヶ月かかった機能性胃腸症の全て

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「あなたは機能性ディスペプシアです」

胃もたれ、吐き気が継続的に続いたので近所の内科にかかったところ、そんな聞きなれない病名を聞かされました。

「先生、どんな薬が効くのですか?」

「薬はあまり効果がなく、どちらかと言うと生活習慣を改善してストレスの無い生活を心がけて下さい」

私は、この医師の言葉に衝撃を受けました。

というのも、薬さえ貰えればすぐに治るだろう…と思っていたからです。

機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)は神経胃炎の一種で、胃や腸に問題がないにも関わらず胃もたれや吐き気の症状がある場合に疑われる病気です。

精神病と密接な関係がある神経胃炎と言われ、原因は疲労とストレス。消化器を司る自律神経の乱れによって胃の働きがおかしくなり、消化不良や胃もたれが起こる厄介な病気です。

「神経胃炎か…まあ、3日も休めば治るだろう」

最初は軽く考えていた私でしたが、機能性ディスペプシア完治まで3ヶ月もかかってしまいました。

胃もたれと吐き気で食事も仕事もままならず、薬も無いため四苦八苦した地獄の3ヶ月でした。

今回は、私が機能性ディスペプシアになった時の話と効果があった治療法を紹介します。

機能性ディスペプシアを引き起こした私の生活習慣

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当時、私は30代社会人、サラリーマン故に多忙な毎日を送っていました。

しかし、多忙といってもデスクワークが中心で、仕事中は常に座って作業をしています。さらに職場は近隣&車で通っていたので、通勤や仕事で身体を動かす機会はほとんどありませんでした。

健康に対する意識も低く、コンビニ弁当や外食中心の適当な食生活。夜食、おやつもバリバリ食べていました。唯一の自慢は酒もタバコもやらなかったこと。

しかし、そんな自慢も打ち消すくらいに、私は慢性的な運動不足でした。

土日の休みも家でゴロゴロ。ネットサーフィンをしたり家で遊んでばかり。おやつを好き放題食べて、不健康そのものでした。

おまけに、一番最悪だったのは早食いが習慣化していたこと。

よく噛まずにガンガン食べるので、胃への負担は相当なものだったと思います。

そんな不健康な生活をしていたある日、胃の痛みと吐き気で朝方まで眠れない症状に苦しみ朝一で病院へ。

胃薬をもらい「おなかの風邪かな?」と、その時は軽く考えていました。

ところが、普段なら薬を飲んで安静にしていれば3日で治る胃の不快感が、1週間たってもダラダラ残っていました。

朝起きてちょっと気持ち悪い。食事をすると胃もたれする。常に胃の存在感があり、胃がバクバクと心臓のように鼓動している…

さすがに、おかしいと思って再度、病院へ。

医師の勧めでバリウム検査を受けることになりました。

バリウム検査は、言われているほどキツくは無かったです。

バリウムを一気飲みして、ゲップしてはいけないのがキツかったくらいでしょうか。例えるなら炭酸飲料を一気飲みしてゲップを我慢する感じです。

胃カメラに比べると、検査としては比較的、楽ちんでしたね。

バリウム検査、胃カメラ、腹部エコーでも異常なし

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ところが、バリウム検査をやっても異常なし。

「炎症の後はあるけど、ほかは正常だよ」と医師に言われ、私は訳がわからないまま、とりあえず追加の胃薬をもらって帰宅しました。

数日たち、胃の不快感が消えてきたので、再びおやつの習慣が復活。すると、またしても胃の不調が襲いかかってきます。

胃薬も効果があるのか無いのか分からず、長期的な苦しみに「ヤバイ病気なのでは…」と不安になりました。

調べてみると、膵臓に病気がある場合も胃の不快感が起きるとのこと。

「まさか膵臓がん!?」と不安は増大し、今度は胃カメラと腹部エコーを受けることに。

胃カメラはキツイと聞いていたので、口からではなく鼻からカメラを入れるタイプの胃カメラを選択。

鼻から胃カメラは意外にキツくありませんでした。

胃の中にカメラが入っていく違和感はありましたが、嘔吐反射もなく「こんなものか」といった感じ。

腹部エコーに至っては機器をお腹に当てるだけですから、全く問題なし。

1万円以上かけて検査した結果、何と全く異常なし。

「機能性ディスペプシアですね」

と医師に告げられ、そこで初めて神経性の胃炎だということが判明しました。

しかし、当時の私は解せない事ばかりでした。というのも、仕事は順調でストレスはあまり無く、死ぬほど残業をしているわけでもなかったので、ストレス性の胃炎と言われてもしっくり来なかったのです。

それから、機能性ディスペプシアとの長い闘いが始まりました。

治っては再発を繰り返す地獄の日々

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機能性ディスペプシアは、おなかの風邪やノロウイルスほどの吐き気は無いのですが、やはり若干キツイ…くらいの胃の不快感がダラダラ続くのが特徴です。

これが非常に私のスケジュールを狂わせました。

外出する時も、胃の不快感は起きないだろうか…と不安になり、食事も胃に気を使ってうどんやおかゆを中心にしたものの、フラストレーションが溜まっていく一方。

少し良くなって、調子にのって美味しいものを食べると、また胃の不快感が…という治っては再発のサイクルを繰り返し、頭がおかしくなりそうでした。

運動が良いと聞いてジムに通ってみたものの、ちょっと胃の調子が良くなるといかなくなり、また再発…人間、やはり危機感が無いと続かないものですね。

2週間くらいのサイクルで、この治る→再発が起こるので、仕事も外出も上手くいかずイライラは募るばかり。

ある意味、ノロウイルスより不快な病気かもしれません。

機能性ディスペプシアは、クオリティ・オブ・ライフを極端に下げる病気だと私は思っています。

特効薬があるなら、大金を払ってでも買いたい気分でした。

当然、飲み会もいけません。友人の誘いも泣く泣く断ってばかり。

精神的にキツくなり、それが余計に機能性ディスペプシアを悪化させるという最悪のサイクルに入ってしまいました。

漢方薬を試してみたりもしましたが、私には合わず、改善の余地が見られなかったのでやめました。

改善が見られた治療法は、ラジオ体操と青汁、ペットボトル温灸の3つでした

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もうこのまま、持病として一生付き合っていくしかないのか?

と絶望していた時、ふとテレビでラジオ体操が紹介されていました。

「ラジオ体操くらいなら、続けられるかも」

そう思い、私は帰宅後に毎日、5分のラジオ体操第一+首を行うようにしました。

Youtubeにラジオ体操の動画があったので、それを利用して毎日、毎日、ラジオ体操…。

最初は気休め程度で始めたのですが、これが意外と効果があり、胃の調子がだんだん良くなってきたのです。

機能性ディスペプシアを治す方法として、運動によるストレス解消が第一に上がりますが、ラジオ体操は精神的なストレスに加えて腰や肩、首にたまった身体的ストレスを解消するのに効果がありました。

肩や腰、首のコリはデスクワーカーの宿命です。しかし、このコリは意外と胃腸と関係が深く、特に首は自律神経と密接に関わっているため、首のコリはなるべくとっておかないと知らず知らずのうちにストレスが蓄積されてしまうのです。

ラジオ体操で全身の身体をほぐすことで、胃への負担となる身体的ストレスが軽減され治療に役立った…という事です。

他には、食生活改善の面で、青汁がとても役立ちました。

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共働き夫婦で自炊がどちらも出来ない状況の私にとって、食生活改善は難儀な問題でした。

外食では意識してサラダを取るようにしましたが、やはり外食だけで栄養バランスを取るのは難しいと感じていました。

そこで『1日1杯青汁を飲む』という方法を考えたのです。

なるべく栄養価の高い青汁を探し、最終的にサンスターの粉末青汁を選びました。

1日分の野菜不足をこれ一包 サンスターの粉末青汁



1杯150円と少しお値段高めでしたが、野菜は全て国産であること。

栄養価が高いブロッコリー、ネバネバが胃に良いとされているモロヘイヤが含まれている点を考え、サンスターの青汁が良さそうだと思いました。

↓実際に購入して撮影した写真です。

作り方は簡単で、粉末をお湯や水、リンゴジュースなどで溶かして飲むだけ。

味は苦味があるため、正直言って飲みにくいです。

飲みにくいと言っても、六君子湯などの胃腸に効く漢方薬よりは100倍マシです。

六君子湯は本当に苦い上に、粉末だったので毎回吐きそうになってしまい続けられませんでした…しかも私の場合、2週間ほど続けても効果が無かったです。

それに比べると、サンスターの青汁は苦味が強い野菜ジュースといった感じなので、飲めない事はありません。

ただ、胃の調子が悪い時には無理して飲まないほうが良いでしょう。

私の場合、夜のお風呂上がりは比較的調子が良く喉も乾いているため、楽に飲むことが出来ました。なので夜寝る前に飲む習慣をつけました。

また、苦味を弱めるために、100%アップルジュースに溶かして飲んでいました。

アップルジュースと混ぜると、少し味がマイルドになります。

1袋飲めない場合は、半量ずつ飲むと良いでしょう。

私は苦味に慣れていなかった頃は、アップルジュースの比率多めで飲んでいました。

青汁というと、苦くて飲めない人も多いですが、アップルジュースをうまく混ぜてやれば、市販の野菜ジュースくらいの飲みやすさになります。

青汁の効果は2週間くらいで感じられた!


青汁を2週間ほど続けて飲んでみたところ、徐々に変化が出てきました。

まず便の調子が良くなります。

胃が悪い時、たまに便秘っぽくなるのですが、青汁を飲み始めてからだいぶ便秘で悩む事が減りました。

便の調子が良くなると、次第に胃の不調も改善の兆しを見せ始めました。

胃と腸はつながっているため、腸内環境を整えたことで胃にも良い影響があったのでしょう。

仕事の疲れやストレスも、以前より耐性がつきました。

疲れている時のイライラや、朝のだるさが減った感じです。

後に調べてみたところ、ストレス耐性アップに役立つビタミンCなどの摂取状況が改善したことにより、自律神経が乱れるリスクが減ったのだと理解出来ました。

ストレスの増大は何も仕事や疲労だけが原因ではありません。

ビタミン不足もまた、ストレスを増やす一因になる…という事です。

青汁を飲むことで、栄養バランスの改善+腸内環境改善+疲れ・ストレス耐性のカバーが出来ました。

直接、機能性ディスペプシアに効いた訳ではありませんが、全体的な体の調子を整えて胃腸のパワーを底上げできた印象です。

死ぬほど苦い漢方薬などより、青汁の方がずっと飲みやすい(アップルジュースに混ぜれば!)ので、青汁を1日1杯飲む週間をつける方法はオススメです。

サンスターの青汁は、サンスターの公式通販サイトから注文できます。

・サンスターの粉末青汁 通販ショップはこちら

そして、最後に機能性ディスペプシアに効果抜群! と私が感じたのがペットボトル温灸です。

ペットボトル温灸は、鍼灸師・若林理砂先生が提案している簡易温灸で、自宅で簡単にお灸が出来るという画期的なアイデアです。

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やり方は簡単。キャップがオレンジ色の温かい飲料入りのペットボトルを用意します。

そこに水を100ml。お湯を200ml入れてキャップをしめ、その熱々のペットボトル(約80度)を足裏や首、肩、お腹のツボなどに当てて「アチッ」となったら離す…というのを繰り返すだけです。

これは簡易的なお灸の効果があり、ストレス解消やコリの解消、不眠症の治療などに役立ちます。

詳しいやり方、理論は原作である本を読んで下さい。ツボの位置などがイラスト付きで描かれているので、初心者でも簡単に始められます。

ペットボトルとお湯、水だけで出来るので費用はほとんど0円です。

鍼治療やお灸が機能性ディスペプシアに効果がある…というのは知っていたのですが、1回4000円以上と、かなり高く負担が大きいな、と思っていた時にペットボトル温灸を知ったので、これは! と思い早速やってみました。

すると、やはり効果はてきめん。

特に不眠症のツボを寝る前に温めることで、安眠しやすくなり、これもまたストレス解消に役立ちました。

機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)の治療方法まとめ

こうして、私は下記の3つの治療方法を活用して、ついに完治に至りました。

・ラジオ体操

・青汁

・ペットボトル温灸

この3つは今でも健康法として続けており、あれから1年以上経ちましたが、機能性ディスペプシアが再発した事は一回もありません。

機能性ディスペプシアは原因不明の難病ですが、私が思うに、特に運動不足&デスクワーク中心の人がなりやすく、その原因は身体的ストレスも一因になっているのではないか、と思います。

特に首のコリは自律神経の乱れに大きく関わってきます。

ラジオ体操とペットボトル温灸で身体的ストレスを削減し、青汁でビタミン不足を解消してストレス耐性に強い身体を作る。

この3つの矢が、機能性ディスペプシア完治への最善の一手だと思います。

もちろん、仕事やプライベートで大きなプレッシャー、ストレスを抱えている場合は焼け石に水ですから、まずは根本的なストレス要因をなるべく取り除くこと。

私のように、そういった特徴的なストレス要因がないのに機能性ディスペプシアになってしまった人は、やはり運動不足&食生活の乱れが大きいと思いますので、上記3点セットの治療で早めに完治を目指しましょう。

機能性ディスペプシアになった事で、健康に対する意識が強くなりました

散々な不快感を味あわせてくれた機能性ディスペプシアですが、私はこの病気になった事で日々の健康への感謝を嫌というほど味わう事が出来ました。

今でも上記3つの健康法は続けており、健康診断でも良い結果が出ています。

病気は天の贈り物…という言葉もありますが、私はこの病気になった事で、改めて30代以降は健康に気を使わなければいけない、と思うようになりました。

機能性ディスペプシアになって

・医者にかかっても治らない病気がある

・生活習慣(運動や食生活)が悪いと身体は素直に反応する

・生活習慣を治せば必ず元気な胃腸に戻れる

このような事を、身をもって学べました。

今まで、病気になったら医者から薬をもらえばいい…と思っていましたが、生活習慣が原因の病気は薬では治らないという事を学べたのは大きかったです。

その点では、機能性ディスペプシアを経験したことに感謝しています。

今、機能性ディスペプシアで悩んでいる方は苦しい気持ちでいっぱいだと思いますが、機能性ディスペプシアは不治の病ではありません。

私が行ったような簡単な健康法で治る病気ですから、ぜひ上記3点を試して、この厄介な神経胃炎と闘って下さい。

自分の身体を守れるのは、医者でも神様でもなく、あなた自身なのですから。

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