夜、眠れなければ翌日まで疲れは残ってしまいがちです。
そうなると朝の目覚めも悪くなり、中々快適な一日にはなりにくいですよね。だから生活の質をしっかりとしたものにする為には、どのように眠りにつくのか、ということは考えなければなりません。
例えば身体が締め付けられる服装で毎日眠りについていたとしたら、いかがでしょうか。身体もきっとリラックスできないでしょうし、気持ち的にも締め付けられた感覚があると、リラックスできないですよね。
だからパジャマを考えてゆったりしたものを選ぶことはもちろんですが、それ以外にも配慮しなければならないことは沢山あります。
そこで今回は、睡眠の質を上質なものとする為にも、大切な夜眠れない場合に取り組むべき5つの対策についてお伝えします。
夜寝る前に暖かい白湯を飲もう
夜眠れない場合は、いくつかの原因があります。
それをこれから一ずつ原因と対策として紹介していくわけですが、眠る前にホットミルクを飲めばいい、というのは有名な話ですよね。
しかしながら実は、睡眠の質を高める為に飲むものはホットミルクである必要はないのです。
ミルクかどうかが重要なのではなく、暖かい飲み物、というポイントが重要なのです。
つまりミルク(牛乳)が苦手な人でも、白湯を飲めばぐっすりと眠れやすくなるのです。
だから中々眠れない場合は、白湯かホットミルクを飲みましょう。
それによる効果は体調や個々の体質により違ってくるものです。
どの程度の温度がいいのか、どのような容器で飲んだらいいのか、そういった部分は個人の好みも関係してくるところです。
だから実際に寝る前に白湯を飲み、どういう飲み方が自分に合っているのかを見つけることが大切です。
また白湯であれば準備が簡単です。中々眠れない場合は、白湯を試してみてはいかがでしょうか。
就寝時間を考慮して夕食の準備をしよう
夜眠れない時は、夕食を何時間前に食べたのかを思い出しましょう。
もしその時に、就寝から2時間以内であれば、明日からは、その食事時間は早めるようにすべきです。
何故なら就寝前2時間以内の食事は睡眠の質に大きな影響を与えるからです。
胃袋は食べ終わった後の数時間は食べたものを消化する為にエネルギーを使います。
だから食事の時間と寝る時間というのは、間をあけておいた方がいいのです。
そうしなければせっかく身体を休める為に眠りにつくのに、眠っている最中に一生懸命胃袋が食べ物を消化するという矛盾が生じてしますのです。
そうなると、本当の意味で身体を休めることにはならないですよね。
だから夕食は就寝前の2時間前までに済ませておきましょう。
勿論先ほどお伝えしたホットミルクや白湯はむしろ眠る直前の方が効果的なのでそこは問題ありません。
少なくとも食べる行為を眠る直前にしてはいけない、ということを覚はておきましょう。
心が安らぐ音楽を聴こう
夜眠れない場合に取り組むべき対策の三つ目は、心が安らぐ音楽を聴くことです。
ベッドで横になったけど、中々眠れない、という場合は音楽を部屋に流しましょう。
しかしながら、流してはいけない音楽があります。それが、ハードロックやロックンロールなどのアップテンポの音楽です。
アップテンポの音楽を聴いていると自然と気分が高揚していきますから、眠りにつく感覚とは逆行してどんどん目が冴えていってしまいます。
だからクラシックやヒーリングミュージックを選び、中でもスローテンポで、言葉が入っていないような音楽を選びましょう。
そして一番重要なポイントは、自分自身が安らぐことです。
著名人や有名人が聞いている、睡眠に良いと呼ばれている音楽はいくつかありますが、それは自分自身が実際に聞いてみないと心が安らぐかどうかは分かりません。
だから、睡眠時に聞く音楽は必ず一度、試し聴きをして本当に心が落ちつく音楽、もしくは眠りに入っていけそうな音楽を選択しましょう。
就寝前の寝ながらスマホは卒業しよう
夜眠れない場合に取り組むべき対策の四つ目は、スマホの取扱いです。
スマホの液晶からは、強い光の刺激が発生しています。これを日中に見ている場合は大きな影響はありませんが、就寝前にこの液晶を見てはいけません。
眠る前に寝ころびながらスマホを触っている方は多いのではないでしょうか。
そしてそのまま眠りに落ちてしまう、という場合もあるでしょう。
しかしながら、実はこの一連の行為が睡眠の妨げとなっていたのです。
睡眠目の光の刺激は、逆に意識を活発にさせて、目を覚ますような刺激となります。これから眠ろうとしている時にそういう強い刺激を与えると、せっかく眠りにつけたとしても浅い眠りになってしまいがちなのです。
夜眠れない場合、それを解消する為に、退屈なゲームをはじめる場合もあるのでしょう。しかしながらその行為自体が更なる悪循環の原因となっていたのです。
眠れない時は、スマホをいじらずに、白湯を飲むか音楽をかけるか、他の対策を実施しましょう。
ベッド上で作業をしてはいけない
夜眠れない場合に取り組むべき対策の五つ目は、ベッドの上で眠る以外の作業をしないことです。
心理学にはアンカリングという技法がありますが、人間は場所や触覚に記憶を留めることができます。
だからベッドの上で本を読むということが日常的に行われていると、ベッドの上は無意識に本を読む場所、もしくは学習する場所として認識されていきます。
そうなってしまうと、夜眠る時に本当は眠りたいはずなのに、学習スイッチが無自覚に入ってしまって眠れなくなるのです。
だから常日頃から、ベッドもしくは布団は眠る場所だという認識を持つことが大切です。本を読む場合や、スマホで情報を調べる時は極力ベッド以外の場所で行いましょう。
そうすることで、無意識レベルでもベッドの上は眠る場所だと認識できるのです。
眠れない時に取り入れるべき栄養素とは
夜眠れない状態が続いてきたと実感する場合は、日々の生活の中にテアニンを取り入れることも考えましょう。
テアニンとは、リラックス効果をもたらす栄養素ですが、主にお茶に含まれています。もしくは健康食品やサプリメントからも取り入れることが可能です。
お茶にはカフェインが入っているので、眠る直前に飲むことはオススメしませんが、健康食品やサプリメントなどで在れば問題ありません。
日常的に摂取することを意識していきましょう。
ここまでお伝えした5つの対策と組み合わせることで大切です。そして自分に合った眠れない状況を解消する対策を見つけていきましょう。
関連リンク:管理人のオススメ健康法について
夜眠れない人の多くが、ストレスや疲労をためこんでしまっている傾向にあります。
やはり、健康な身体…ストレスや疲労が溜まりにくい身体があってこそ安眠が出来るというもの。
そこで、健康な身体、疲れにくい身体を手に入れるための健康法として、1日1杯の青汁がオススメです。
実際に管理人である私が行っている青汁健康法の効果と、飲みやすいオススメの青汁について下記の記事にて紹介しています。
健康な身体を手に入れるなら1日1杯の青汁がオススメ!青汁健康法のメリットとは
健康に関心のある方、私のように疲れやすい・胃腸が弱い・仕事が激務でストレスフルな生活をしている方は、ぜひ一度、青汁による健康法を検討してみることをオススメします。